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林業における「地図太郎」の活用

地図太郎(ビジネスでの利用)

地図太郎
(ビジネスでの利用)

林業における「地図太郎」の活用

林業関係者から次の様なご要望が寄せられます。

林班界データがあり、施行に活用したい。世代交代で所有林の場所を伝えたい。作業で取得したGPSのデータを活用したい。そこでユーザー様の使用例をもとにして

提供:有限会社門脇木材様

「地図太郎」を使ってデータを作成しました。

(1)背景地図を用意
該当する森林周辺の背景地図を用意します。画像であれば「ウォッちず」、ベクタであれば「基盤地図情報」などが良いでしょう。

(2)林班界データの読み込み
林班界データは日本測地系(旧測地系)で作成されている場合が多いため、新/旧測地系データ変換の機能を使って世界測地系(新測地系)へ変換してユーザレイヤに読み込みます。

(3)GPSデータの読み込み
現地でGPSのデータを収集した場合は、点データまたは線データとしてユーザレイヤに読み込みます。

上記3つのデータを重ね合わせると次のようになります。

〈予想される効果〉

  • 林班界データはユーザレイヤに読み込んでいるので、GPSのデータなどを基に希望の位置に変更する ことができます。
  • 面データで作られた林班界は色分けが可能なため、視覚的に範囲の大きさや位置が確認できます。(上 図参照)
  • 距離・面積を表示することができるので、報告書作成や計算式へ簡単に活用ができます。
    (例:カーボンオフセットでも用いられる「森林の二酸化炭素吸収量」算出式など)